九章
龍を倒したのでもうすぐ鬼ヶ島も沈むはずです。一行は鬼ヶ島から脱出する準備を始めました。
皆が歩き始めた時、島が音を立てて揺れ始めました。
しかし、これは単なる地震ではなかったのです!
そう、龍がまだ生きていたのです!!
「この野郎!!」太郎は龍の頭に飛び乗りました。
「このままでは落ちてしまう」そう思った太郎は、刀を抜き、龍の額に突き刺しました。
その頃乙姫は、龍を見つめていました。乙姫は「おはな、あそこまで行けない?」と言いました。
おはなは「あそこ迄は無理ですが、近くまでなら何とか…」と言いました。
そして一行はおはなの背中に乗って、飛び立ちました。
龍の近くまでは来ましたが、太郎を見守る事しか出来ません。
乙姫は他に出来る事は無いか考え、首飾りを使ってみる事にしました。
『首飾り』を高く掲げると、ひのえ様が現れて力を貸してくれると言いました。
*太郎が龍の頭に飛び移ってすぐの、乙姫が未だおはなに飛び乗る前に、 天狗に4回話しかけると「天ちゃんのなぞなぞこ~な~」というイベントが発生します。
因みに全問正解すると、今更ながら硫黄玉の場所を教えてくれます。
太郎は刀から手を離しました。太郎は、おはなの背中に落下しました。柔らかい羽のおかげで何とか無事でした。
そして、龍の額に突き刺した刀に雷が落ちて、龍を直撃しました。
この雷はひのえ様が起こしたものの様です。
…そして龍は粉々に砕け散りました。
そして一行は鬼ヶ島から逃げました。
しかし、乙姫は「これで安心して龍の宮に帰れるわ」と言いました。
太郎は引き止めましたが、無理でした。
「大丈夫。あなたなら強く生きていけるわね。 ミスター浦島」
鬼ヶ島が崩れて行きます…
そして、感動のエンディングへ突入です。
新・鬼ヶ島 ~THE END~