七章
森を抜け、篠原に出ました。「どこかに権太桜があるはず」と辺りを探します。
ありました!権太桜です。
一先ず木の根元で一休みしましょう。
権太桜で一休みする一行。辺りを見回しても白石の泉は見当たりません。
すると、こぶとり爺さんが現れて「地震・雷に気を付けろ」と言い放って行きました。
すると急に雨が降ってきました。一行は桜の下へ逃げ込みます。
「雷の時、大きな木の下って危ないんじゃなかった?」と太郎が言いました。そこで、すぐに一行はその場を離れました。
木の下から離れるや否や、「ガラガラピシャーン!!」雷が権太桜に落ちました。危ない所でしたね。
*注:太郎の発言を聞いてから「移動」以外のコマンドを使うとGameOverになります。
乙姫はりんごに話し掛けました。りんごの話では、宮水の匂いがするそうです。
桜の幹を見ると、中は空洞で中に入れそうです。早速穴の中に入ってみる事にします。
太郎はまつのすけを連れて、穴に入りました。奥へ進んで行くと、「あ~れ~」という声が聞こえて来ました。
後ろを振り返るとまつのすけがいません。穴に落ちた模様です。
太郎は石の柱(鍾乳石)に『つる』を括り付け、穴に垂らしました。
まつのすけは、つるを伝って登って来ました。そして二人は、更に奥へ進んで行きました。
途中で道が無い所は、突き出た岩を飛んで、クリアしました。
そして、更に奥へ進みます。
すると、地底の川があるだけでした。
太郎は「腕輪は水を操れる」という言葉通りに腕輪を川につけようとしましたが、流れが速く、つける事が出来ませんでした。
もう一度挑戦しようとしたら、跳ねた水が松明に掛かり火が消えてしまいました。
おや?川の水が光っています。跳ねた水が腕輪にも掛かったんでしょうか…
どこか状況が変化した所は無いか、二人は入り口の方へ引き返して行きました。
先程、岩を飛んで渡った通路ですが、松明が消えてしまったので先程の様に、飛んで渡ると言う訳にはいかないようです。
考えた末、鍾乳石に『つる』を括り付けて渡る事にしました。
*注:『つる』を使った時は、使い終わったら必ず『つる』を取っておきましょう。
途中で壁の隙間から光が漏れている所がありましたが、今は何も出来る事は無いようです。
更に入口方面に戻った太郎は、先程まつのすけが落ちた穴を調べる事にしました。
穴の中に降りて行くと、地底の池がありました。壁には光るきのこがありました。
試しにきのこを池に投げてみました。すると水面に、お化けなまずの三郎が現れました。
この池が白石の泉かどうか聞くと、きのこをくれたら教えてやるそうです。太郎は先に教えてくれたら、きのこをやると言わんばかりに三郎に話し掛けました。
堂々巡りが続き、とうとう三郎が怒り出し、地震を起こしました。
太郎は、急いで穴の外へ脱出しました。
*注:脱出の時は「時間制限」がありますので、「移動→登る」以外のコマンドをするか、「移動→登る」でモタモタしているとGameOverになってしまいます。
太郎達は、先程の光が漏れていた壁に行ってみました。すると、先程の地震で壁が崩れていました。
壁の向こう側には綺麗な風景が広がっています。太郎達は、恐る恐る壁の向こう側に入って行きました。
中に入ると、周りは大理石で囲まれ、白く輝いていました。どうやらここが白石の泉の様です。
泉を見つけたという充実感に浸っていた太郎達の前に、突如巨大な鳥が立ちはだかり、太郎達は押し返されてしまいました。
権太桜まで戻って来た二人。乙姫に事情を説明すると、今度は全員で白石の泉へ行く事になりました。
白石の泉へ行くと、やはり巨大な鳥が立ちはだかりました。
おや?今度は様子が違う様です。鳥は乙姫の事が分かると雉(きじ)の姿に戻りました。
雉の名は「おはな」と言い、巨大な鳥の姿になって白石の泉の番をしていたそうです。
おはなを仲間に加え、一行は白石の泉へ飛び込みました。