五章
「ひのえ」様から3つの宮水を探すように言われた太郎は、都に入りました。
しかし、辺りには誰も居る気配はありませんでした。
都を探索していると廃墟がありました。鬼に荒された家があちこちにありました。
本当にここに宮水があるのでしょうか?
疑問を感じながらも、太郎は(2画面)東の方へ行ってみました。
すると、壊されていない家がありました。誰か居るかもしれないので、中へ入ってみます。
しかし、中には誰も居ませんでした。宮水があるかもしれないので、一応家の中を調べてみましたが、宮水はありませんでした。
しかし、家の奥には縄がありました。 何かの役に立つかもしれないので貰っておく事にします。
家を出て、更に(2画面)東へ行くと、お屋敷がありました。
屋敷の中へ入ると井戸があります。「宮水と言う位だから水に関係がある所が怪しい」と考えた太郎は、井戸を調べてみる事にしました。
つるべを手繰り寄せ、桶を見ると井戸水が一杯入っていました。
もしかすると…太郎は腕輪を井戸水につけてみました。
やはり!井戸水は宮水でした。「ひのえ」様からお告げを聞き、更に井戸を調べると…
何と!!お化けが出て来ました。一目散に逃げる太郎。井戸にはまだ何かありそうですが、今は如何しようも無いので、他の宮水を 探しに行く事にしました。
東へ行くと再び、廃墟がありました。太郎達が廃墟を見ていると…やばい!鬼が来ました。とっさに隠れる二人。 おや?鬼は何かを探している様です。
鬼が居なくなったので、二人は鬼が居た付近を調べてみました。
りんごの話では、鬼が調べていた辺りの地面が冷たいそうです。
地面を調べてみると、何かありそうです。太郎は地面の冷たい所を掘ってみました。すると深い穴現われました。
太郎は『縄』を近くの柱に括り付け、穴の中に入ってみる事にしました。
中に入った太郎。どうやらここは氷室の様です。調べても何も無かったので地上に戻る事にしました。
しかし、「鬼が調べていたという事は、何か重要な物があるに違いない」と思った太郎は、再び穴の中を調べてみる事にしました。
すると、先程あった氷は溶けて水になっていました。一応腕輪を水につけてみました。すると「ひのえ」様が現われました。
この水は宮水だったのです。
お告げを聞いた太郎は地上に戻り、北西に行く事にしました。
北西に来た太郎。前方には御所に入る門(朱雀門)があり、門番の鬼も居ます。
ここには何かありそうですが、入るには鬼を何とかしなくてはなりません。また、今の所入る理由もありません。
一先ず塀の方(西)へ行く事にしました。
すると、そこには金太郎がいました。彼の話では、宝物殿で乙姫を見つけたそうです。
しかし、今は宮水を見つけるのが先です。鬼を何とかする方法も思いつきませんし…
宮水を見つけに行こうと思った太郎は、ふと先程のお化けが出た井戸を思い出しました。
あそこには何かあるはず等と考えながら、自然に足は井戸へ向かっているのでした。
井戸の前に来た二人。りんごが幽霊を追い払ってくれるそうです。
幽霊が現われて、りんごが吠えました。「ワン!、ツー、スリー…」どうやらお化けは成仏した様です。
太郎は井戸の中を調べる為に、井戸の中へ入って行きました。 しかし、真っ暗で何も見えません。一度外へ出た太郎は、今度はりんごを連れて中へ入りました。
一通り調べ終わり外へ出ると、りんごが匂い袋を咥えていました。 鬼の弱点といえば匂いですね。
早速、朱雀門に戻り、門番の鬼に使って(投げて)みました。
鬼が倒れました。上手くいった様ですね。
取り敢えず鬼から鬼の服を剥ぎ取り、御所の中を探索するのを後回しにして、最後の宮水を探しに行く事にします。
お寺の前に来ると、「いったい」さんに似た易者がいました。話しても「宮水は見つけたのか?」と言うばかりで埒があきません。
取り敢えず、お寺の中に入る事にしました。
お寺の中には大きな仏像がありました。
そう言えば、先程取った『鬼の服』のサイズは、太郎に合うのでしょうか?試しに着てみる事にしました。
すると、いきなり仏像が泣き出しました。まさかと思いながら、涙に腕輪を着けてみました。
何と!涙は宮水だったのです。
「ひのえ」様のお告げを聞き、お寺の外へ出ました。
易者に宮水を全て見つけたと告げると、刀をくれました。
また、宝物殿は御所の中を西に行けばある、東には銅鐸があるという事も教えてくれました。
さあ、御所に行きましょう!
鬼に変装し、御所の中に入ると、鬼が一杯居ました。太郎は易者に言われた様に、恐る恐る東へ向かいます。
すると、蔵の中に沢山の銅鐸が!早速壊そうとしたその時、鬼がやって来ました。ここはじっとして、鬼が居なくなるのを待ちましょう。
*注:ここではコントローラーのボタンを押さないで待ちましょう。押すと鬼に見つかってしまい、GameOverになります。
鬼が居なくなったので、太郎は憎しみの力を込めて、金棒で銅鐸を粉々に壊しました。
乙姫を助ける為、太郎は宝物殿へ向かいました。
やった!乙姫を見つけました。少し話をして、太郎達は都から脱出しました。
そして、二人は白石の泉へ向かうのでした。